地主から不動産会社、そして医療法人理事長に

皆さん、おはようございます。
普段、地主さん取材が多い私。
基本的には地主として、祖先から引き継いだ財産をいかに守り、主体事業である不動産賃貸業を行っていくかということを考えいる方たちです。

ところが、一昨日、会った荒井商店(http://www.arai-s.co.jp/)荒井喜八郎会長は、不動産賃貸業に飽き足らず、病院を開設し、理事長を務め、さらにセコムと共に高齢者住宅事業を展開して拡大しているという方でした。
同社の事業内容については同社のホームページを参考にしていただきたいと思うのですが、すごいと思ったのは、不動産賃貸業のみにこだわらず、医療という難しい分野に進出したということでした。

もともと東京都八王子市に約1000坪の敷地を自宅があったのだが、父親から20代前半で相続を受けるも固定資産税を払うのが困難になったことがきっかけで、不動産賃貸業を約45年前にスタート、その後「不動産賃貸業を行うのであれば、郊外ではなく都心がいい」と考え、所有していたマンションを売却してその資金を元手に都心部へ不動産ビルやマンションを投資して事業を拡大してきました。
ところが、「不動産賃貸業なら誰でもできる。他に何か特長的な事業をできないだろうか」と考えたことがきっかけで、社会貢献にもなって、やりがいにもなる療養型医療施設事業に乗り出すことにしました。約30年前のことです。
まったくの異業種からの参入ですから、さまざまな困難もあったようです。
特に、大変だったのは、役所からの規制といい医者探しだったとか。
過去には「医師免許を持っていない人は理事長を辞めた方がよい」と役所から言われたこともあったが、それでも諦めず、ここまで展開してきた荒井会長。
現在はさらに高齢者住宅事業に注力して展開しています。

近年、不動産オーナーの代替わりも早くなって来ている中で、不動産賃貸業だけにとらわれず、他の事業展開に挑む人も出てきています。そういう人たちにとっても、こうした先人の軌跡というのは興味深いものではないでしょうか。
詳細はまた弊社発行の「家主と地主」で記事掲載します。