家賃設定は大丈夫?

いよいよ本格的な繁忙期がスタートです。
この繁忙期で空室を解消できるかどうか、大きな問題になりますが今一度確認したいのは家賃。
貸し手市場の今、家賃を決めるのは入居者です。
今月15日に発売した「家主と地主」でも特集していますが、適正な家賃設定がなされいないケースが多いようです。

詳細については、ぜひ本誌を購読していただきたいのですが、一言で表現すると、不動産業者が行う査定が昔と同じ方法では適正な家賃は取れないということです。
例えば、本来は7万5000円で貸り手がつくはずなのに、「このエリアでは7万円でないと決まらない」という判断で7万円にしているというケースです。
今回の特集では不動産業者の「このエリアでは・・・」という地域の家賃相場に基づいた家賃設定を無視して、高めに募集したところその金額で入居者が決まったという事例も紹介しています。

インターネットによる部屋探しが主流の今、家賃設定は、エリアの相場よりももう少し広い範囲での相場観というのが重要になってきます。
例えば、東京の大田区にある物件なら、最寄の駅だけでなく、23区内の相場を見ることも重要でしょう。
なぜなら、部屋探ししている人には、「勤務地から何分圏の場所に住みたい」という要望が少なからずあるからです。
大田区で最初探していても、通勤時間があまり変わらない足立区で気に入る物件があるかもしれません。そのときに同じくらい双方の物件を気に入っていて、足立区の方が大田区の物件よりも安ければ、足立区の物件に決めるという傾向が出てきています。そのときの金額が足立区の相場よりも高くても、大田区よりも安ければよいわけです。

そこで、重要になってくるのは、地域情報。想定外だったエリアが候補になってくるのですから、どんな住環境の場所かということは情報発信することが重要になってきます。

これからの入居者募集は、一筋縄ではいきません。
いろいろ研究して、繁忙期を笑顔で乗り越えたいものですね。