地方の家主も頑張っています

三連休はいかがお過ごしですか。
私は初日の9日(土)に長野市へ行き、地元建設会社主催の家主向けセミナーで講演してきました。

参加者の年齢層のメインは予想通り50代〜70代の方たちでした。
私なりになるべくわかりやすく、今の時代の流れや成功している家主さんが実践している事例などをお話ししました。

その後、懇親会も参加させていただいて、皆さんが講演の感想などをお話くださいました。
その反応が、今までの地方講演ではなかった感じだったので驚きました。

例えば、
「今日の講演で聞いた内容のほとんどを私は実践しています、でも1つだけやっていなかったことがあって、それが今抱えている悩み解消のヒントになったから明日からやりますよ」とか
「『全国賃貸住宅新聞』と『家主と地主』読んでいるから、結構自分も参考にして頑張っているよ、自分もホームページ作っているから見てくれればわかる」とか
「フェアは毎年行っていますよ」など、
アグレッシブな家主さんが多かったのです。

また、今回親子で参加したものの、家業をまだ継いでおらず市役所で町づくり部門を担当しているという息子さんの言葉も印象的でした。
「今日のこれからの賃貸住宅のトレンドにコミュニティーがありましたが、その話の中に『街びらきイベント』を行った家主さんの話があって、自分の今の仕事と、家業との接点が見えました。うれしかったです」と話してくださったのです。

こういう話を聞くことができ、私の方がパワーをもらったような気がしました。
地方の家主さんたちも頑張っています。

そんな頑張っている家主さんたちに昨日、以前『家主と地主』の自分の連載で書いたことをお話しました。

原吉平というユニチカの初代社長が、弊社グループのオーナーであり、経済評論家の亀岡大郎との40年以上前に交わしたある会話があります。
「これから繊維産業は厳しくなるでしょう」と言う亀岡に
「この世に人類がいる限り、衣類の需要がなくなることはない」と原氏が返しました。
そこで、亀岡は「それとユニチカの台所事情は関係ないでしょう」と言うと、原氏はカンカンに怒ったそうです。
さて、今のユニチカの業績はどうでしょうか。
大手化学繊維企業の中では業界シェアで最下位です。

住宅も同様のことが言えて、「この世に人類がいる限り住宅の需要がなくなることはない」ですが、結局どの家主も残れるかどうかは別の話なのです。
これからますます家主同士の競合は激しくなり、勝ち組と負け組に分かれてくるでしょう。
このときに、勝ち組として残れるかどうかは、やはりオーナーの経営手腕が問われます。

この話にも共鳴してくださった方が多く、本当に心から頑張ってほしいと思ったセミナーでした。