2015年直前に思うこと(2014年12月ン31日)

間もなく2014年が終わろうとしています。
実はこのブログは今年最初で最後の投稿です。
ずっと、忙しさにかまけて、書かずにいました。

しかし、そんなブログを更新しない間にも、2014年の賃貸住宅業界はいろいろな変化がありました。

詳細は幣紙「週刊全国賃貸住宅新聞 1/5発行 新春特大号」の紙面に譲りますが、これから先の不動産は、住宅市場は、どのような方向にいくのでしょうか。

人口減少、少子高齢化、日本の財政不安...。
「市場縮小」
住宅、不動産分野に携わっている人たちの多くは、この言葉が頭によぎるのではないでしょうか。

人口減少は見えている将来であり、住宅市場は縮小するでしょう。
ただ、賃貸住宅市場という点でいえば、そうならないのではないでしょうか。

「豊かな暮らしが実現できる住まい」というには程遠い状態だった賃貸住宅には、これらか先のびしろがあるからです。
また、今の若い人たちと話していても持ち家志向がこれから先増えていくとはとうてい思えません。

とはいえ、空き家の半分以上は賃貸住宅です。
相続税が増税となれば、賃貸住宅の新築は需要とは関係なく増えます。
不安はあります。

そんな中、2014年に会った若い不動産会社経営者やアパート・マンションのオーナーたちは、これから必要な賃貸住宅は何かをしっかり見据えています。
そんな取り組みは周辺の同業者たちからは「異端者」の目で見られてきたでしょう。
ところが、彼らこそ、今、希望に満ちた顔で、自信を持って前進しています。

私の大切な尊敬する同い年の経営者にすばらしい言葉を教えてもらいました。

「異端妄説への寛容」
です。

福澤諭吉の『文明論之概略』にある文章で、

「・・・故に昔年の異端妄説は今世の通論なり、昨日の奇説は今日の常談なり。然ば即ち今日の異端妄説もまた必ず後年の通説常談なるべし。学者宜しく世論の喧しきを憚らず、異端妄説の譏を恐るることなく、勇を振て我思う所の説を吐くべし。」

という内容があるそうです。

これまでになかった新しいことをすると、最初は「業界的に」違和感があり、「変人」に見られるかもしれません。
しかし、変化の風が吹き荒れる時代に、新しい考えや見方が必要になってきます。
そして、いつかその新しい試みがちょっと先の常識になるかもしれません。

さあ皆さん、2015年は勇気を持って、新しい一歩を踏み出しませんか。