上原謙一オーナー、東北から届く海の幸 元入居者の感謝の気持ち(神奈川県横浜市)

 横浜市で賃貸経営をしている上原謙一オーナー(神奈川県横浜市)のもとには毎年、豪華な海の幸が届く。東日本大震災が起こった時、自身が所有する賃貸アパートに住ん
でいた男子学生から贈られてくるものだ。彼の実家は岩手県。被災地のため、地震発生後から3カ月ほど家賃の支払いが止まってしまったという。「未曾有の災害だったので、滞納は仕方がないことです。申し訳ないからと退去しようとする学生に、住み続けていいとえていました」とは上原オーナーの談。 その後、家賃も回収でき、大学を卒業した彼は引っ越しをしたが、代わりに次の入居者を連れてきてくれたという。「おかげで1カ月も空室にならずに済みました。今でもこうして、地元の海産物を贈ってもらっています。いい入居者
と出会えて。ありがたいことです」と上原オーナーは話した。(2015年12月取材)

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