個人の家主がつながる必要性

久しぶりのブログになってしまいました。
最近はツイッターやフェイスブックがあるので、ついついそちらの方に偏ってしてしまいがちです。
ブログにはブログの良さがあるので、気を引き締めてこれからも続けていきたいと思います。

さて、昨今全国各地に家主さんたちの勉強会が増えています。
リアルな勉強会を行うケースからメルマガで配信するケース、毎月に定期的に開催するケース、不定期に集まって飲み会の延長で行うケースまで多種多様です。
私はこの動きに対して好感を持って見ています。
家主さんたちが真剣に賃貸経営に取り組み、空室対策やさまざまな法制の動きを受けての対応策などを知識や情報を得て、自分の経営に役立てようという行動は、10年前にはほとんどなかった動きでしょう。(ただし、JRMAジャルマという今年で30周年を迎えるすごい会があります)

ただ、賃貸経営を取り巻く環境について、行動を起こそうという動きはほとんどないようです。
あると言えば、今年立ち上がったばかりの「行動する大家さんの会」がこれから個々の努力で変えられる空室対策等以外で環境についても考えていこうとし始めているくらいでしょうか。

私は、個々ができる賃貸経営に関する勉強はとても大事だとは思いますが、同時に、家主さんたちを取り巻く環境についても、きちんと勉強して、法制化されてしまう前に行動することもこれからの時代、重要ではないかと思うのです。

空室対策はもちろん、大事です。
滞納入居者への督促対応術も大事です。
銀行融資の引き出し方も大事ですし、節税対策も大事です。

ところが、皆さんが勉強されていることは、現状の環境や法体制の中での賃貸経営術です。
この賃貸経営を取り巻く環境は皆さんが知らないところで、どんどん厳しい状況に変えられようとしているのです。

例えば、民法改正審議が行われていることを皆さんご存知ですか?すでに、「全国賃貸住宅新聞」の今年新春号でもその内容について掲載していますが(「家主と地主vol35」にも概要を掲載しています)、例えば、原状回復の費用負担について、これまで以上に家主負担分が多くなる議論がされています。
ガイドラインとは訳が違います。民法でガイドライン以上の家主負担を多くしようという話合いがされているのです。

現状であれば、頭と体を使って努力すれば、安定した賃貸経営を実現できるかもしれませんが、今後弱者(入居者)保護が加速的に進むことを考えると、「安定した賃貸経営」などというのは夢物語になりかねません。

こうした問題も踏まえて、今こそ、家主さんを取り巻く環境についても目を向けて、行動を起こすことが必要ではないでしょうか。

空室対策や不動産投資などは個人が勉強して、個人が行動を起こせば、効果が得られますが、環境となるとそうはいきません。皆が知識・情報を得ることはとても大事ですが、さらに、家主が集団となって、行動を起こさないと効果を得られません。

実はとても大事なことだと思いませんか。

こうしたことを踏まえて、来週5月28日に全国大家ネットワークを立ち上げ、シンポジウムを開催します。
今回は震災を一つのテーマに2部立てのパネルディスカッション行う予定です。
パネラーは、さくら事務所長嶋修社長、J-REC代表理事浦田健氏、投資家けーちゃんこと寺尾恵介オーナー、不動産投資家・藤山勇司オーナー、FPの資格を持つ美人オーナー北野琴奈さん、地主系オーナーで前述の行動する大家さんの会の落合淑彦オーナーなどです。

私も賃貸住宅業界の現状と震災後、どのように変わるのかを話す20分の基調講演とパネルディスカッションに参加します!

詳細はホームページ http://fudousantoushi-ec.com/symposium/ ご覧ください。
ぜひ、一度いろいろろ考える機会として、そして皆が団結する機会としてご参加ください!!
ツイッター上でもすでにハッシュタグ #oyanet を立ち上げ、シンポジウム前に議論しています。
こちらもぜひ、皆さんも参加ください。

お待ちしております!