購入を断られた物件が熊本地震で全員退去

投資物件として購入しようとしたマンションが熊本地震で倒壊した。不幸中の幸いというべき強運を発揮したのは、熊本県内に40戸を所有する荒木哲也オーナー(熊本市)だ。目をつけていたのはRC造の一棟で、一階が車庫になっているピロティ式。注文したところで売り主の気が変わり、結局売ってもらえず肩を落としたのが2年前のことだ。しかし今回の熊本地震で自治体から「最も危険」を意味する赤紙を貼られ、15戸の入居者は全員退去。運が悪くて買えなかったと思っていたが、実は逆だったのだ。(2016年5月取材)