現場で空室の理由が発覚 不敵な視線が原因

「入居が決まらない理由は、現場に行けば簡単にわかるものですね」と教訓を語るのは、福岡市内でアパート3棟を所有する武田由美子オーナー(福岡市)だ。築2年のアパートで、3階の角部屋だけがなかなか入居が決まらないと頭を悩ませていた。4月には4人も内見をしたが、誰も入居をしない。不思議に思った武田オーナーは、理由を探るため現場に行ってみることに。部屋に入ろうとしたその瞬間、背後の視線に気づいた。隣のマンションに住んでいる男性が、カーテンの隙間からじっと覗いていたのだ。「これでは気味が悪くて、誰も住みたがらない」と、すぐに外廊下の壁を高くする工事を発注した。目隠しの壁が完成した直後に、入居者が決まった。武田オーナーは今でも物件の見回りをしているという。(2016年6月取材)