心配症のオーナーがてこずったフランス人少女

大阪で12戸のシェアハウスを運営する角林佳代子オーナー(大阪市)は、昨年フランス人入居者の対応に手を焼いた。日本到着時から、関西国際空港に迎えに行った。また、入居してすぐ、外出先から戻らず、角林オーナーは心配で寝ることもできず、彼女の帰りを待った。「10年ほど運営しているが、こんなケースは初めて。行先も言わない、電話も繋がらないし、本当に大変だった」という。当の本人は、人に心配をかけていることとは露知らず、翌日、何食わぬ顔で戻ってきた。日本の友人と会っていたのだとか。その事件を機に、角林オーナーは少女にWi-Fiを携帯することを義務付け、1カ月間、なんとか大騒動もなく切り抜けた。「今思い出しても、疲れてくる。シェアハウス運営を簡単に見ていたことに気付かされた出来事だった」と、当時を振り返った。(2016年7月取材)