知らない人が多いサブリースのリスク①

皆さんは「サブリース」という言葉をご存知でしょうか。

 

賃貸住宅の建築会社や販売会社の広告に「30年一括借り上げ」「家賃保証」などと書かれている契約形態です。

 

今世間を騒がしているシェアハウス投資「かぼちゃの馬車」もトラブルの発端はシェアハウスを運営していた会社がサブリース賃料を家主に支払えなくなったことです。

 

そうです、「サブリースであれば空室リスクは解消される」と安易に考えてはいけません!

 

サブリース契約では、家主は貸主、サブリース会社は借主という立場で契約します。

一口で言えば、家主にとってサブリース会社というのは、大口の入居者なのです。

この大口の入居者が家賃の減額を請求した場合、合意に至らないと解約される可能性があるサブリース契約書は少なくありません。

つまり、基本的には家主は減額請求に応じないと、自身で管理するか、他の管理会社を見つけて管理替えをするしかありません。

大抵家賃減額をされる状況の場合は、他者に管理を替えても、家賃維持は厳しい場合が多いです。

 

サブリース会社は倒産するリスクもあります。

「かぼちゃの馬車」を運営していた会社は倒産しました。

不払いとなった家賃を家主が回収するのは困難でしょう。

 

ただ、サブリース自体は悪いシステムではありません!

 

サブリースを上手く活用してきちんと収益を上げているケースもあります。

大事なのは、サブリースを利用する家主がきちんとメリットとデメリットを理解して、サブリース契約を結ぶことです。

理解せずに安易にサブリース契約すると購入した時、あるいは建築した時には想像していなかったような苦境に立たされ、資金繰りに窮するということになりかねないのです。

 

賃貸不動産を所有し家賃収入を得るということは立派な事業です。

家賃減額やサブリース会社の倒産などが起きた時に「知らなかった」と言っても後の祭りです。

 

経営者としてきちんとした知識を身につけることが重要です。